少女願望2 ~乙女は被虐に踊る~ サンプルシーン3
※ノベルゲーム「少女願望2 ~乙女は被虐に踊る~」に収録されている1シーンのサンプルです。
スパァアァァンッ!
「ひゃぐぅうぅぅぅっ……! うぁっ、あっ、あぁあぁぁっ……お尻っ、ひっ、いぃいぃぃっ……!」
叩かれた痛みで凛子ちゃんの腰がビクンと跳ね、開かれた口からは甘い響きの混じった悲鳴が漏れる。
「えへへっ、良い音したね」
「うん、ちゃんと叩けていたわ」
なかなかに良い一撃だった。ロッドで叩くのはこれが初めてだけれど、平手でしていた時のコツをこちらにも活かしたのだろう。
「よ~しっ、もう一回!」
パァァァンッ!
「あぐぅうぅぅっ……! ふっ、くぅっ、うっ……はぁっ、あっ……んぅうぅぅぅ……!」
お尻が叩かれる快音が部屋の中に響いたけれど、凛子ちゃんは歯を食いしばって悲鳴を堪えてしまった。
「あれれ? 上手く叩けなかった? いい音したと思ったんだけどなぁ」
「ふぐっ、くっ、うぅぅっ……こんなの、気持ちよく、なんて……くぅっ、うぅぅ……!」
由衣ちゃんの一撃は先程と変わらない強さで叩かれていた。
お尻を叩かれる痛みで感じてしまっている自分を否定しようとして、凛子ちゃんが必死で痛みを堪えているのだ。
「そうじゃないわ。きっと凛子ちゃん、片方だけじゃ物足りなくなっちゃったのよ」
「なんだそうだったの? もう、凛子ちゃんってば欲張り~」
「ちっ、違っ……あぐっ、うぅ……」
「大丈夫よ。スパンキングロッドは一本だけではないから」
そう言って道具箱から予備のスパンキングロッドを取り出す。
「あっ、同じの二本あったんだね」
「えぇ。凛子ちゃんをいっぱい楽しませてあげる為にね」
「じゃあ私も頑張らなきゃね! いっくよ~!」
「私もいくわよ」
構えたロッドを振り上げ、凛子ちゃんのお尻に向かって振り下ろす。
ズパッ、スパァアァァァンッッッ!!
「ひんぎぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!? いひっ、ひっ、ひぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ……!?」
二つの打撃音が重なって一つの大きな音として部屋の中にこだました。
凛子ちゃんの悲鳴も一等大きくて長く尾を引く叫び声だった。
「うん、いい声だね~。もっともっと出させてあげるっ」
ズパァアァァァァァンッ!
「ひぎぃいぃぃぃっ!? いぐぎひぃいぃぃぃぃっ……!」
容赦のない一撃が再び凛子ちゃんのお尻に加えられた。
ダブルスパンキングの直後ではさすがの凛子ちゃんも堪えられず高い悲鳴上げる。
「負けてられないわ――ねっ!」
ズパンッッッ!!
「あぎゃぁあぁぁぁあぁぁぁぁっ……!? あがっ、あっ、あかぁあぁぁぁぁっ……!」
由衣ちゃんに負けまいと渾身の一撃を凛子ちゃんのお尻に叩き込んだ。
悲鳴の大きさも由衣ちゃんの出させたものに負けていないだろう。
「あはっ! すっごい声だったね。うんうん、二人でいっぱい凛子ちゃんを気持ち良くしてあげよう~!」
「えぇ、頑張りましょう」
ズパァァァンッ! スパッ、ズバンッッ! パァアァァァンッ! ズバンッ、バシィイィィィンッ!!
「ぎゃうっ!? あぎっ、ひっ、ひぎぃっ! いぎぐぅうぅぅっ、あぁあぁぁぁぁっ! あぎゃうっ、ぎぃっ、いっ、ひぎぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ……!!」
乾いた打撃音が連続で部屋の中に響き渡る。
交互に、同時にと私達は休む事無く凛子ちゃんのお尻をロッドで叩き続けた。
「はぎっ、ぐっ、あぁあぁぁっ、あっ、あがっ、かっ……あぁあっ、はがっ、あがががっ……!」
「はぁっ、はぁっ……ふぅぅ……良い感じに赤くなったわね」
「はっ、はっ、はっ……ほんと、はぁっ、すっごく……真っ赤、はぁぁっ……だねぇ」
十分も続けていると、凛子ちゃんのお尻は見るも無惨に赤く腫れ上がってしまっていた。
「あぐっ、うぅっ、うぅぅっ……お尻、痛くてっ……あぁっ、あっ、もう、もうっ……」
ようやく手を止めた私達に凛子ちゃんが涙を流しながら訴えて来る。
「あはぁっ! でも気持ち良かったでしょ? エッチなおつゆダラダラだよ~」
あんなに悲痛な声を上げていても、被虐の悦びが凛子ちゃんの身体を熱くさせてしまう。割れ目から染み出した愛液はポタポタと垂れてパンツとブルマに大きな染みを作ってしまっていた。
「うぅっ、くっ……うぅうぅぅ……」
痛みと恥ずかしさとで言い返す事の出来ない凛子ちゃん。そんな彼女を見下ろす由衣ちゃんの目にはちょっぴり狂気の色が宿っていて、録画データで見た調教中の私の目の色と少しだけ似ていた。
さっきは男の子がサディストの素質を秘めているかもなんて考えたけれど、女の子も同じような素質を秘めているのかもしれない。やはりサディストとマゾヒストは表裏一体なのだろう。
「まぁこれ以上は凛子ちゃんも堪えられないだろうし、次で最後にしてあげましょう」
由衣ちゃん目配せをし、スパンキングロッドを振り上げると渾身の力を込めて振り下ろす。